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通信制高校教育システムとは?
「中学若しくはそれに準ずる学校を卒業した者、又は監督庁の定めるところにより、これと同等以上の学力があると認められた者」(学校教育法四七条)
このように通信制高校の入学資格は、全日制や定時制高校と全く同じに定められている。
ほとんどの通信制高校は学力検査を実施せず、「書類選考」を中心としている。つまり、中学校を卒業していて、学習意欲さえあれば、誰もが通信制の高校で教育を受ける事ができる。
さらに入学してからは、卒業に必要な単位を修得すれば、全日制と同じく「高校卒業」の資格を得ることができる。
単位制の学校のため、学年がないのも通信制高校の特徴といえる。便宜的に「年次」 という言い方を使用しているが基本的に学年はない学校が多い。よって、学年制と異なり単位不足による留年は発生しない。また、通信制高校は受験・再受験が簡単で転入・編入ともに容易である。
通信制の高校では、校舎や教室という概念から離れることになる。学習は生徒自身が自主的に自宅で行うのが原則だからである。このような学習スタイルが原則のため当然、通信制高校の学習システムは、全日制や定時制と大きく異なる。全国にある通信制高校は、それぞれが個性的な学校運営を行っているが、基本となる骨組みはどの高校も基本的には同様である。次の三つが大きな柱となっている。
1.報告課題(レポート)作成
生徒がそれぞれ自分の学習計画を立て、教科書や学習参考書、あるいは放送を視聴するなどして時間を自由に使って学習し、レポートを作成する。このレポートは、おおむね一単元ごとに作成されており、完成させたものを学校に送って担当教科の先生に添削指導を受ける。
2.面接指導(スクーリング)出席
通常「スクーリング」と呼ばれている。休日などを利用して生徒が直接学校に登校し、実験や実習、質疑応答など教師の指導を受ける学習形態。一定期間に集中的にスクーリングを受けたい方を対象に数日間でまとめて学習する「集中スクーリング制度」もある。スクーリングでは、日頃の自宅での勉強では満たすことのできない教師と生徒、あるいは幅広い年齢層の生徒同士の交流を体験する。
3.単位認定試験(ペーパーテスト)受験
ほとんどの場合、学期ごとに単位認定の為の試験を受けることになる。この試験に合格するとその科目の学習が修了したことになり、単位を取得できたことになる。
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